エキストラバージン・オイル「クララムント」の製造元であるオリバル・デ・ラ・モンハ社は3世代にわたり、オリーブ栽培に情熱をささげてきた家族経営の会社です。
自社が所有するオリーブ園「ラ・モンハ」はスペイン・アンダルシア地方ハエン県バエサ、マヒナ山地の麓のロマと呼ばれる高台にあります。
バエサの町は隣のウベダと共に世界遺産に指定されている美しい古都で、周辺にはなだらかな山地に広大なオリーブ園が地平線の彼方まで続き、
遠くにはマヒナ山地、カソーラ山地の美しい山並みが連なります。 夏は乾燥して暑く、冬は寒く霜や霧が立ち込め、時には雪も降ります。
代々伝わる樹齢150年以上の太い幹のオリーブの木を守りながら、積極的に他の地方原産のオリーブ種の木をバエサの地に定着させ、
原産地とは異なるパーソナリティーのあるオリーブオイルを製造してきました。
ハエン県特産のピクアル種の他、カタルーニャ地方原産のアルベキーナ種、イタリア・トスカーナ地方原産のフラントイオ種の他、近年ギリシア原産のコロネイキ種オリーブオイルの生産も開始しました。
オリーブ園には土の乾燥度センサー付き自動水やり装置が張り巡らされています。
害虫の被害の危険にさらされても農薬を使わない栽培に拘り、オリーブの木の間には草がふさふさと生え、遠くから眺めるとオリバル・デ・ラ・モンハ社の農園のみが緑色に見えます。
地面に触れることなく丁寧に収穫されたオリーブはなるべく空気に触れる時間が少ないように直ちに採油所へ運ばれます。
農学者でもあるオーナーのホアキン・クララムントさんは国内外展示会等で対外活動を行う傍ら、連日オリーブ園を回り木の状態をチェックし、
収穫時期が近づくと各オリーブ種で異なる収穫の最も良いタイミングを逃さないため注意深く見守っています。
奥様のイネスさんは弁護士で、会社運営を担当する傍ら、近年バエサ市中心街にガストロバー、レストラン:テンダル・ガストロ(Tendal Gastro)を開きシェフとしても活躍しています。
自社オリーブオイル、他のハエン県産の優良オリーブオイルの試飲やそれらを使った斬新な地方料理を堪能できます。
店舗やレストランとのコラボも行っています。
最近ではマドリッドのティッセン美術館と提携し、美術館オリジナルデザインのオイルを同館ショップにて発売を開始しました。
クララムントはバエサの歴史と風土、クララムント家のオリーブ栽培にかけた長年の伝統と情熱を終結させたプレミアム・エキストラバージンオリーブオイルです。
クララムントのパッケージは各オリーブ種のイメージと20世紀スペイン抽象絵画のイメージに合わせ、世界で活躍中のスペインのデザイナー、アナ・カベージョがデザインしました。
国際商業デザインコンクール「ペンタワーズ」で金賞、アヌアリアで最高賞を受賞しています。